同軸コネクタの形状に関して

接続方法に関して

Bayonet構造:ネジのように回しながら入れる。2/3ほど回し入れると勘合します。 例:BNC

プッシュオン(スナップオン)構造:コネクタを押すように勘合させる構造 例:SMB/MCX/MMCX

ネジ構造:ねじのように回しながら勘合させる構造。 例:SMA/N/TNC/F

パネル止めコネクタに関して

前留めコネクタと後ろ留めコネクタ

写真AE)後ろ留め=ナットを筐体(パネル)の中からとめる

写真BCD)前留め=ナットを筐体(パネル)の前からとめる

同軸コネクタの推奨取付穴

同軸コネクタの推奨取付穴は材質によっても異なりますが、一般的には同軸コネクタ側のDカット、Hカットなどの各寸法+0.2程度が推奨となります。

該当のコネクタの公差の確認は必要ですが、同軸コネクタの基本公差は±0.1以内が一般的です。

同軸コネクタの推奨取付穴は各寸法+0.2程度が好ましい。

同軸コネクタのオスメスに関して

基本

オス(Male) =プラグ(Plug) =中心コンタクトオス and 勘合時本体が外側になる

メス(Female)=ジャック(Jack)=中心コンタクトメス and 勘合時本体が内側になる

例外

SMBコネクタはオスメスの呼び方に注意が必要です。

左の二つがSMBプラグ =中心コンタクトメス  and 勘合時本体が外側になる

右の二つがSMBジャック=中心コンタクトオス  and 勘合時本体が内側になる

リバースコネクタに関して

リバースコネクタは通常のコネクタと中心コンタクトのオスメスが逆転しているコネクタの事を言います。

通常コネクタ:オス(Male) =プラグ(Plug) =中心コンタクトオス and 勘合時本体が外側になる

リバースコネクタ:リバースプラグ(Plug) =中心コンタクトメス and 勘合時本体が外側になる

通常コネクタ:メス(Female)=ジャック(Jack)=中心コンタクトメス and 勘合時本体が内側になる

リバースコネクタ:リバースジャック(Jack)=中心コンタクトオス and 勘合時本体が外側になる

SMBコネクタは上記と異なります。

レセプタクルに関して

レセプタクルの説明

基板実装タイプのコネクタの事を指すことが一般的です。

通常はジャックタイプが多いですが、プラグタイプもあります。